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基板FAQ ~なんかへんだぞこの基板~

【事例043】シルク印刷が欠けている
白いシルクに薄い黄色シルクをかけていますが、上部の部分の印刷が不十分であることが分かる。

シルク印刷の不良については、反復性を確認します。同一場所の欠けであればシルク版の目に異物がつまり文字が欠損していたりシルク印刷機の汚れ・付着インクが原因であることが多く、ランダムな欠損であれば作業者から出るゴミ、埃・もしくは印刷後の取り扱いで手やラック、基板同士が触れることにより発生することが考えられます。今回の場合、同一場所での発生ではなく、またヒアリングと形状から印刷後の取り扱いによって発生したものと判明しました。

基板が変わる度に印刷機の清掃を実施する基本動作を徹底するとともに、レジスト作業者は帽子、指サックの着用を徹底します。指サックは着用すればいいということではなく、それ自体が傷をつけるような状態でないか定期的にチェックをする必要があります。帽子については、着用を義務づけるだけではなく、髪の長い方であれば縛り方を統一するなど細かな標準化が必要です。

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