AllyJapan株式会社

基板FAQ ~なんかへんだぞこの基板~

【事例029】レジストに傷がある
写真のようにレジストにひっかいたような傷がついてしまっている

写真を解析すると、レジスト上の擦り傷はOSP処理後の工程で写真のような細く長い形状の露銅していない傷がついた分かります。この様な長い傷は外観検査で漏れることは非常にまれです。本件の場合、各工程現場を確認した結果、梱包工程の作業者が数量と周期(デートコード)の確認する際、キズをつけてしまったことが原因です。確認作業についてはは基板を作業台に仮置きし、その上で数量を確認していたため、基板の角部を引きずるような作業があり、キズの原因となっていました。

最終確認後の作業については、より一層慎重さが求められます。数量と周期の確認作業の手順を標準化し、徹底しなければなりません。基板の上で作業する手順など、不良の発生となる工程がないか一連の作業を確認し、リスク防止に努める必要があります。

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