クロスセレクト

本日も、AllyJapanのBLOGをご覧頂きありがとうございます。

Altium Designerの部品のセレクト方法には、
前回の方法の他にも便利なセレクト方法があります。
それが クロスセレクトです。

Altium Designerは、統一設計環境で回路図エディタとPCBエディタ
の連携が取れるようになっています。
その1つとして クロスセレクト という機能があります。

クロスセレクトは、
回路図エディタでセレクトしたコンポーネントをPCBエディタで・
PCBエディタでセレクトしたコンポーネントを回路図エディタで等
別エディタの対応したコンポーネントをセレクトする機能です。

この機能を使用するには、ツールから クロスセレクトモードを有効に
するだけです。

また、クロスセレクトモードにしてコンポーネントをセレクトしても
自動的に別エディタに切り替わるという機能はないため
あらかじめウィンドウを分割し、並べて表示させておくことで
同時に確認することができます。

ノイズ対策の基本


【前回からの続き】のパスコンのお話です。


パスコンは、ノイズ対策の基本であり、最短配線が望ましいというトコまででした。


しかし、配線時にもただ「最短」であれば良いという訳ではありません。

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スプライン

設計の三浦と申します。

昨今の基板形状は四角形状ではなく異形外形が多く、

手作業にて入力する事はかなり困難を極めます。

設計の出図時にはユーザー様より外形資料をDXFデータで頂いており、

このDXFデータをCADに取り込みまして外形なり、各領域なり、

部品配置位置の目安として使用をしています。

ですがCADにもよるのかと思いますが、当社で使用していますCADでは

スプラインで作成されました箇所のDXFデータは取り込まれません。

取り込めるのは線や円弧で構成されています
図形だけになります。

 

スプラインとは複数の制御点にて構成された自由曲線であり、

基板外形や領域が異形の場合は、スプラインが使用されている事が多いです。

その時は私はフリーツールを使用しましてDXFのバージョンを落として取り込める様に
しています。

次回は、この作業をご説明いたします。

ではでは、失礼いたします。

中国の旧正月―春節

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インピーダンス制御

設計部の淺原です。
タイミングを逃してご挨拶が遅くなってしまいましたが、

新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。

さて2016年度初めてのブログとなりましたが、

今年は技術的なことをすこし詳しく書きたいと思います。
いつものように脱線してしまう事が予想されますが、

それにもめげずこれをお読みの皆様には、少しでもお役に立てる情報を、

との意気込みで執筆に励む所存でございます。

ところでもう昨年の話になってしまったのですが、

みなさまは流行語大賞をどう思われましたか?
(さっそくの脱線と思われた方、正解です)


毎年のことですが、「えっ?それなに?」という言葉が大変多く、

一部の人たちにだけ通じる言葉が大賞候補、

または大賞となってしまっており興ざめしてしてしまいますよね。
私が子供の頃は「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉があったくらい

日本のプロ野球も盛んでしたが、いまはTV中継もなく、

興味のない方もおおいと思いますが、

それでも大賞は野球用語でしたね・・・残念!(死語)。
トリプルスリー、お恥ずかしい話ですが、私自身もネットで調べてようやく意味が分かった次第でして。
ちなみに私の中の候補は「超余裕~」だったのですが、さすがに犯罪絡みでしたのでノミネートされるはずもなく。

私の中でいまの関心は「SMAPどうなる?」ですけど、これもまぁど~でもいいっちゃどうでもいい話で・・・。

さてそろそろ本題に戻りますが、アートワーク設計を依頼された場合に回路によってはインピーダンス制御を
しなければならない配線がありますよね。皆様はその数値をどのように算出されいらっしゃるでしょうか。

私が初めてインピーダンス制御の配線を行った時は、いまのように便利な算出ツールはなく、各値をもとに
自然対数などが盛り込まれた公式にあてはめ、自身で計算して線幅を決定しており、また周知された技術では
なかったため、相談する人もなかなかいらっしゃらない状況で大変苦労したのを覚えています。

今は数値を入れ込みボタンを押せば求める値がすぐにでる計算ツールがあるので、大変便利です。
しかし、ホントにそれでいいの?と疑問を持った方もいらっしゃいますよね。
とくに製造の現場の方からすれば、鼻で笑っちゃうことかも???

計算ツールの種類によってはレジストを考慮していないものもあったり、同じガーバーを使用しても実際に
完成した基板の線がどのようになっているか、も工場でさまざまです。
計算ツールは参考にはなりますが、あくまで参考程度で、実際にはその値でよいかを作ってからのお楽しみ、
という訳にもいかず、迷ってしまいますね。

そこでそれを解決する一番の方法をここで教えちゃいましょう!

それは「製造工場に聞く」です。
はっ?
えっ?
えぇぇぇぇ?
と、思われたかも知れませんが、私がこれまで経験してきたことから、これが一番良いという結論です。
製造する工場に聞く、自社で製造しない場合はお客様に確認をとって頂く、これが間違いありません。

お客様にそんな手間をわずらわせられない?いえいえ、抵抗値が間違ってしまう、または誤差が大きい方が
迷惑ですって。

もしも今まで計算ツールを神として設計されていらっしゃった方は是非、次回、またはこれまで設計したデータでも
よいので、製造工場さんに聞いてみましょう。
微妙な違いかも知れませんが、設計のときにから±10%で、製造時も±10%としたら、最終的に10%で収まらないですよね。
そういう事もあるかも知れませんよ???
※もしも製造工場様が計算ツールを神としていらっしゃるのであれば、それに従いましょう。そしてあとは工場に任せましょう。

はたして、お役に立ちましたでしょうか。と、問うてもお返事が怖いので、これにて今回は〆とさせて頂きたいと思います。
それではまた次回も横道にそれながら皆様とお話ししたいと思います。

信頼性の高い基板を安く作りたい

弊社は、高密度基板の多くを中国で量産をしております。
例えば、パッドオンビア・ビア上に部品接続用パッドを設けたもの。
当社ではパッドオンビア品全てBGA部の顕微鏡検査を行っています。
官公庁様への納入も多く、厳しい品質基準もクリアしています。
高価な穴埋め冶具・イニシャルは不要、納期も+3日~と短納期対応です。
BGA最小ピッチ:0.4mm

IVH・BVH・STACK VIA非貫通の導体間接続用Via。
外層から内層の途中まで貫通させ、スルーホールを形成させるIVH、
内層のみを貫通させるBVHがあります。
実績例:12層、1-2,1-4,1-8,1-11BVH簡易見積には通常の基板仕様に加え、
接続層間が指示された資料が必要となります。
端面スルールーター切り出し部をめっきし、導通をとることができます。
もちろん半円のスルーも形成できます。
信頼性の高い基板を安く作りたい場合は、是非Allyにご相談下さい。

事業価値を考える Ⅱ

此処で大切なのは
事業価値が、目に見える価値だけではないということ。
時にこうしたものこそがお客様を支える
重要なファクタになっていることに着目し
私たちは、他社になく
Allyグループだけが保持している特有の付加価値を意識化し
お客様にAllyだけのサービスをご提供できるよう
社員ひとりひとりが、自律的活動をすべく
日々業務に励んでおります。

企業の存在価値が、
結果(価値の集大成)と
そこからさらなる価値を生み出そうそうとする
組織の姿勢に係っていることを鑑みますと
「付加価値を生む仕組み自体を組織内に内在させ
それを有効に機能させるべく事業活動を展開すること」が必須であり
そのために
「各部署それぞれが、検証と模索を定式化することで
方向性を見極め、より実効性の高い戦略を立案するとともに
それを組織的に確実に熟して行く」ことで
地道に成果につなげてゆく所存でございます。

 

*経営管理部*

間もなく2016年春節・中国民族大移動開始

本日もALLYのブログをご覧頂きありがとうございます。
今回は、春節の話をしましょう。
中国では現在でも、新暦の元日より旧暦(中国農歴)の正月(旧正月)を

祝う習慣があります。
2016年『春節』(中国の旧正月)は2月7日です、その前15日、後の25日間、

合計40日間は、『春運』と呼びます。

2015年の『春運』期間中には交通機関を利用する旅客数は33.23億人に達し、
弊社の中国拠点である深セン市の人口は、2000万人中、地元人はたったの230万人で、

88%は地方から都市部へ出稼ぎにきています。

労働者達が帰省できる機会も限られ、自然とこの『春節』の期間に集中してます。

列車のスピートが上がり、そして高速鉄道は1.9万キロ、高速道路12万キロ、    
航空便も増えてきたものの、ネットを利用してチケットを購入する場合、
『秒光=1秒売り切れ』となってしまいます。
窓口で行列して購入する場合、下記の撮影をご覧ください。
今年の春節はどんな込みでしょうか、続きで次回に書かせて頂きます。

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China WIFI

本日もAllyのブログをご覧していただきまして誠に有り難うございます。

本日はChina WIFIについて話したいと思います。
Smat phoneが出世してから中国はいろんな公共場所にWifiを設置しています。
最近重慶南岸区にある公共トイレに無料WiFiを設置された話がありました。
重慶の市街地に5つ星クラスの公共トイレが登場し、市民の関心を集めています。
暗礁番号を記入すれば二秒で連接できて、ネット開くのもスピードが速いことです。
便利なトイレサービスを提供するため、

このトイレは公衆トイレと便利な設備を一体化しました。


壁に携帯充電用の設備があるし、トイレのロビーに冷蔵庫、水飲み場、救急箱などを

配備しています。
太陽光発電を設置して、一年の電気代を2460RMBを節約できるとのことです。
トイレを使用したことがある市民は「生理的な必要を満たすだけでなく、

より便利になった」と話しました。
現代建築風の外観や多数のLEDディスプレイや屋根の上の太陽光パネルが

配備されているのを見た人は即座に公衆トイレの近代化を感じるでしょう。

 

深センの交通事情

今や自動車の年間販売台数は数年前にアメリカを越してNo.1の中国ですが、

我々が住んでいる深センも年々増加していることを実感しています。

さすがに市もこれではまずいと思い、午後7時以降は深セン以外のナンバープレートの車は、走ることが規制され、隣の東莞市、恵州市、広州市などから深センに来ている車は

皆午後7時前に深センから出て行きます。

ただ仕事で来ている人達(特にトラックなどの輸送車)からしたらたまったものではなく、

深センの羅湖区や福田区では夕方5時頃から渋滞し始める為、

その前に仕事を切り上げて脱出しなければいけないので、時間調整がとっても大変です。

通行制限と同時に小型乗用車の購入規制も市は打ち出しており(

年間10万台、状況に応じて変えていく)、そこで注目されるのは公共の乗り物です。


路線バスもありますが、エコの観点から見ると地下鉄が重要な位置づけになってきます。

深センには現在5路線ありますが、数年以内にあと5路線が追加されるそうです。
1回限りのチケットもありますが、日本のSuicaやPASMOと同じようなICカードがあり、

路線バスなどにも使えるので便利です。
初乗り運賃は2元(約40円/ICカードでは1.9元)で、深センの昨今の物価高騰のなか、

非常に割安感があります。

路線の延伸も計画しているようで、郊外から深センの中心街へ通う人は増えていくことが

予想されます。
そうすると、今度は地下鉄が、ラッシュ時、

東京と同じように身動きも取れないぎゅうぎゅう詰めの状態になってしまう!?

大都会はどこでも皆同じですね。

 

あっという間の5年間

ALLY深圳の佐野です、2011年1月に深圳に来てからちょうど5年が経過しました。

基板手配に関する仕事を中国スタッフと取り組んできましたが、大変でもあり、また楽しくもあり、

あっという間の5年間だったと思います。多くのお客様、中国人の関係者とも知り合いになれたこと、そしてご協力頂きましたことに深く感謝いたします。
基板事業としては厳しい局面も増えてきましたが、
まだまだこの地で頑張って

仕事をしていければと思っていますので、引き続きよろしくお願い致します。
≪深圳、この5年間で変わったこと≫
・新たなお客様との取引
・新たな基板工場との提携
・最低賃金の上昇(約2倍)
・家賃、不動産の価格上昇、物価上昇(+50%程度)
・地下鉄の本数(5号線まで完成、現在工事中も含めて16号線まで予定あり)
・高速道路の整備、しかし渋滞解消できず(車が増える量に整備が追い付かず)
・新深圳空港の開設(成田直行便の運航)
・私の体重(Max.5kg増、現在ダイエット中)

 

インフラが整備されていくことは望ましいのですが、物価上昇は色々な面で重い課題となってきます。

質の高い仕事をしていくことが重要ですね。

 

 

セレクト(選択)方法

明けましておめでとうございます。
本年も、AllyJapanのBLOGをご覧頂きありがとうございます。

これまでに御紹介しました、コピー&ペーストなども行うためには、
あらかじめオブジェクトをセレクト(選択)する必要があります。


このセレクト(選択)にも以下のようにコマンドが用意されています。

・範囲内 :マウスで指定した領域内のオブジェクトをセレクト
       (指定範囲内の内側にあるオブジェクト)

・範囲外 :マウスで指定した領域外のオブジェクトをセレクト

・タッチング エリア:マウスで指定した領域内のオブジェクトをセレクト
           (指定範囲内に接触しているオブジェクトも含む。)

・タッチング ライン :指定したライン上のオブジェクトをセレクト

・すべて :すべてのオブジェクトをセレクト

・ボード :基板外形内のオブジェクトをセレクト

・ネット :クリックしたオブジェクトと
      同じネット属性を持ったオブジェクトをセレクト

・配線パターン:クリックしたオブジェクトと接続がある
           すべてのオブジェクトをセレクト(パッドも含まれます。)

・フィジカル コネクション:クリックしたオブジェクトと接続がある
                オブジェクトがセレクト(範囲は特定のパッド間)

・シングルレイヤのフィジカルコネクション
     :クリックしたオブジェクトと接続があるオブジェクトがセレクト
      (範囲はパッド間の特定レイヤ)

・コンポーネント コネクション 
       :クリックしたコンポーネントに接続されているオブジェクト

・コンポーネント ネット
     :クリックしたコンポーネントに接続されているすべてのネット

・ルーム コネクション:ルーム内のコネクション

・カレントレイヤ オブジェクト:アクティブレイヤ上のオブジェクトをセレクト

・フリー オブジェクト:グループオブジェクトではないオブジェクトをセレクト

・ロック オブジェクト:ロックされているオブジェクトをセレクト

・オフグリッド パッド:オフグリッドに配置されているパッドをセレクト

・トグル コネクション:オブジェクトのセレクト、セレクト解除切り替え

バイパスコンデンサ

今回は基本中の基本。

パスコンのお話をしてみたいと思います。


パスコンと言えば「バイパスコンデンサ」の略でありまして、

基板に於けるノイズ対策の基本となります。

 

電子回路に於きまして、回路が動作する際に直流電源の電圧が変動するのを避けることを

目的とし、電源ラインとGND間に挿入するコンデンサのことであります。


電源ラインのGNDに対する交流的なインピーダンスを下げる役割や、

ノイズ成分が後続の回路へ伝わらないようにフィルタリングする役割を果たしています。

 

具体的には、ロジックICなどでは出力信号のレベルがH⇔Lと遷移した際に、

電源にスパイクノイズが発生します。

IC等の動作に伴って消費電流が増すと電圧降下は大きくなる為、

大電流を消費した瞬間に電圧降下を防ぐ仕組みが不可欠です。

その際、IC等の電源の供給線側の内部抵抗によって供給電位が降下しようとしますが、

パスコンに蓄えられた電荷が放電されることによって供給電位が維持される

仕組みとなっております。


また発生してしましったノイズをGNDパターンに逃がす役割も有しております。

これは、直流成分は通さず、交流成分(ノイズ)を通過させるというコンデンサの性質を

利用しています。


上記理由により、パスコンは「最短配線」が基本となっております。

ノイズは「ICの敵」なのです。


 【その2へ続く・・・】

 

Padstack Convert

設計の三浦と申します。

ガーバーデータを取り込みますと内部変換にて
設計データの読み込み時に「Padstack Convert」
と表示がされます。
 
「Padstack Convert」と表示されますと読み込み
時間がかなりかかる様になり、設計作業時間にも
影響を及ぼします。

私はそこで次の作業をいたしまして解消をさせています。

「設定」-「設計情報定義」より「統合設計情報エディタ」を
立ち上げる

「保存」ボタンにて設計情報ファイル(****.pcdf)を
保存する。

さらに保存したファイルを読み込む。

読み込む際は、「一括ON」にて全ての項目にチェックを
いれてファイルを読み込む。

この作業をすることにより不要要素がクリアに
なる様で、設計データの読み込み時に「Padstack Convert」
の表示がかなり軽減され、読み込みの時間も解消が
される様です。

この作業がベストなのかはわかりませんがお試しあれ。


ではでは、失礼いたします。